表面処理

V1・V2処理 / V1-P・V2-P処理

真空ガス軟窒化炉

従来の耐ヒートクラック用窒化処理は、光学顕微鏡レベルの組織観察と窒化層の硬さ分布測定を中心に開発されてきましたが、KOSUMO-Processは金型の使用条件や使用される部位ごとに処理条件及びガス組成の検討を詳細に行うことによって更に最適化された表面処理方法です。

更に、V1-P・V2-P処理は耐アルミ溶損特性を向上させた複合窒化処理です。

  • ホモ処理炉

  • イオン窒化炉

窒化層模式図

各種試験結果

溶損試験(DAC)
溶湯:ADC12、試験温度:700℃、上下運動:90回/min、ストローク:30mm
1時間後の湯面部、先端部比較

塩水噴霧試験結果(DAC)
5%塩水…35℃、24時間後の表面

ヒートクラック試験結果
(DAC・DAC-MAGIC)
高周波加熱→水冷→乾燥
1500回繰返し後クラック測定